亀頭が包皮に覆われている、いわゆる仮性包茎の男性の悩みには、ペニスが洗っても臭いというものがあります。
お風呂で毎日洗っているのに臭いのは、病気が原因かと不安や心配になりますし、何よりコンプレックスになります。
また、女性側から陰茎から悪臭がするなどは言いづらく、セックスの時にパートナーが密かに不快に感じている可能性があります。
特に汚れていない、清潔にしているのに臭いがする理由は何なのでしょうか。
不潔にしていないのに臭いがする原因や、対処する方法を紹介していきます。
悪臭がするという人は、クリニックなどで包茎治療や手術も有効なので、ぜひ検討しましょう。
仮性包茎のペニスがくさい原因
包茎には仮性包茎、真性包茎やカントン包茎と3つのタイプがあります。
包茎の場合、毎日刺激が少ないボディソープで亀頭を洗わないと亀頭包皮炎や性感染症になってしまうリスクがあります。
もう1つの問題は、包茎は正しい洗い方の知識や対策を知らないと、ペニスから悪臭がする状態になってしまいます。
デリケートな部分の話のため、相談がなかなかしづらく1人で悩み、心因的なedになってしまうというメンズも少なくありません。
毎日必ずケアしてるし、性行為などで炎症を起こしている様子もないのに臭いと感じている人は、包茎のペニスが臭い理由をいくつかチェックしてみてください。
恥垢が発生しやすい
仮性包茎は、普段は先端部分が包皮に覆われているため恥垢が発生しやすい環境です。
仮性包茎の場合性行為時に挿入するため勃起したら亀頭が完全に皮膚から露出します。
しかし、平常時は指などで皮を剥かない限り亀頭は包皮に覆われたままです。
正しい洗い方やケアをしないと、炎症症状が出ていないのにペニスから悪臭が出るという状態になります。
泌尿器科などで包茎手術をすると、悪臭や早漏が改善されるというメリットがあるため、検討しましょう。
実績があり評判がいいクリニックの料金を調べ、医師のカウンセリングや診療を受けて、きちんと患者として通院をして術後や抜糸後にもセルフケアをしてみてください。
手術を受けるクリニックは、美容クリニックより泌尿器科専門医がいるクリニックがおすすめです。
美容クリニックは見た目は良くしてくれる効果は期待できますが、術後の痛みが治らないなどの問題があるなどのデメリットがある可能性があります。
クリニック選びには注意しましょう。
細菌や真菌の温床になっている
包皮に覆われている亀頭は、細菌や真菌が繁殖しやすいため嫌な臭いを発することがあるのです。
男性の陰茎は、生まれたばかりのときは包皮と亀頭が癒着していますが、大人になるために成長するにつれて癒着が解消されます。
仮性包茎の場合、亀頭と包皮が癒着しないように入浴時などに剥いて、包皮に覆われていた亀頭を洗浄する必要があるのです。
しかし、仮性包茎は常に亀頭が露出しているわけではありません。
包皮に包まれたままの亀頭は、いわば濡れたままのタオルを乾かさずに暑い部屋に放置しているのと同じ状態になっています。
濡れた物体を乾かさずに高温多湿の場所に放置すると、細菌が繁殖して嫌な臭いを発しますよね。
理想は、亀頭が常に露出していることです。
すそワキガの可能性もある
おしっこをした後やオナニーをした後、きちんと洗浄していて、性病にもかかっていないのに悪臭が陰茎からするという場合は、すそワキガになっている可能性があります。
すそワキガの人は、陰茎周辺のアポクリン腺という汗を分泌させる機能が働きすぎているため、常に高温多湿な環境に陰茎が置かれている状態になっているのです。
陰茎周辺にアポクリン腺が多い、あるいはワキガだという男性はすそワキガになる確率が高いです。
すそワキガだという人は常に消臭ケアアイテムを持ち歩く必要があります。
仮性包茎の正しい洗い方
彼氏のあそこが臭うので何とかしてほしい、と感じている女性もいますが、そういうデリケートな話題はなかなか触れづらいものです。
だからこそ男性は自分自身でケアをする必要があります。
ペニスを増大するために矯正するなど見た目にこだわるのも大事ですが、臭いのことを気にすることが最優先です。
正しい仮性包茎の洗い方を解説していくため、ぜひ参考にしてみてください。
しっかり皮を剥いて洗う
入浴時、しっかり包皮から亀頭を出して洗いましょう。
陰茎をお湯につけると皮膚が柔らかくなり、比較的スムーズに包皮から亀頭を出せるのです。
痛みがないようにゆっくり無理せず剥いていきましょう。
早く剥きたいからと爪を立てるなどして強引に皮を剥いてしまうと、亀頭や包皮の皮膚組織が傷ついて、傷口から細菌などが入り亀頭包皮炎になってしまう可能性があります。
皮を剥くときは優しく剥くことを意識することが必要なのです。
こまめに清潔にする
陰茎の臭いが気になる人は、こまめに清潔にすることを忘れないでください。
特に夏などの暑い季節、股間周辺は下着、ズボンに覆われていて高温多湿の環境になっています。
こまめに消臭ケアをしないと、入浴時にしっかり洗っていても悪臭を発してしまうことがあるのです。
トイレに行った後、そしてムレを感じた時に陰茎をウェットティッシュなどで定期的に拭きましょう。
ベビーパウダーなどでムレを防ぐことも有効です。ぜひ試してみてください。
低刺激のボディソープを使う
入浴時に亀頭を包皮から出して洗浄することは悪臭を防ぐために有効ですが、その際に使うボディソープには注意してください。
刺激が強いボディーソープを使ってしまうと、亀頭は敏感な部分のためヒリヒリする痛みを生じてしまいます。
なるべく低刺激のボディーソープを選んで使いましょう。
また、低刺激のボディーソープを使っても、泡や汚れの洗い残しがあると陰茎が悪臭を発する原因となってしまうため、洗い残しがないように注意をしてください。
洗った後は亀頭をよく乾燥させてからパンツを履きましょう。
丁寧なケアでもペニスがくさいときの対処法
丁寧にケアをしていてもペニスが臭いというときの対処法を2つ紹介します。
こまめにペニスを洗浄してもなかなか悪臭が改善されないという人は、ぜひチェックをしてみてください。
そして実際に試してみることがおすすめです。
包茎手術を検討する
丁寧に自分ではケアをしているつもりでも、汚れが取りきれていなかったり、ムレた時にウェットティッシュでこまめに拭かなかった場合悪臭がすることがあります。
そんな時に1番いいのは包茎手術です。
包茎手術をすることで、亀頭が常に露出している状態になるため、ケアも比較的やりやすくなります。
セルフケアをやりやすくし、悪臭を減らすためにも、泌尿器科の専門医がいるクリニックに手術をしてもらいましょう。
クリニックを選ぶ際は、過去の患者の口コミや医師の実績を細かくチェックすることを忘れずに。
陰毛を短くする
悪臭は陰茎だけでなく、陰毛からも発せられます。
尿や汗などの汚れが付着しているからです。
陰毛を短くカットしたり、脱毛をすることで陰毛からの悪臭を防ぐことができます。
陰毛を脱毛するのは恥ずかしいと考えている人は、短くカットするだけでも効果が出やすいため、有効な手段です。
陰茎を清潔にしていても悪臭がするという人は、陰毛をカットしましょう。
カットする際に自分でやるのは怖いという人は、彼女や妻にお願いしてやってもらってください。
包茎手術を受けるメリットは?
仮性包茎は悪臭が発せられやすくなる環境のため、亀頭を常に露出させる包茎手術を受けることが有効となります。
では具体的に包茎手術を受けるとどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。
包茎手術を受けるメリットを紹介していくため、ぜひチェックをしてみてください。
衛生面の改善
まず包茎手術を受けると、衛生面の改善が期待できます。
平時に亀頭が包皮で覆われている状態が長く続く仮性包茎は、毎日入浴をしてケアをしていても不潔な環境はなかなか改善されません。
しかし、常に亀頭を露出させる仮性包茎の手術を行うと、亀頭が常に包皮から出ているため汚れなどが付着しにくく、ケアもやりやすくなります。
何より包皮に覆われて細菌が繁殖するという環境が改善されるため、衛生面が改善されます。
手術をして、敏感な部分にメスなどを入れるのは怖いと感じている男性は多いですが、手術の際はもちろん麻酔をしますし、手術をすれば悪臭も軽減し見た目もよくなります。
ぜひ包茎手術を検討してみてください。
陰毛の巻き込み
包茎手術を受けるメリットには、陰毛の巻き込みを防げるというメリットもあります。
陰茎のサイズによっては、平時は陰毛に覆われていて、皮を剥いても皮が戻る時に陰毛を巻き込んでしまう可能性があります。
その際に痛みが生じて困ってしまうという男性が多いです。
しかし包茎手術を受けると、亀頭を覆うための皮は戻らずそのままキープされるため、包皮に陰毛が巻き込まれずに済むのです。
陰毛の巻き込みを防ぎ、痛みに苦しむ日常から脱却するためにも、包茎手術をしてみてください。
包茎手術をすると、陰毛巻き込みの確率を限りなくゼロにすることができるのです。
包茎手術を検討している人は、クリニックの評判や実績をしっかり確認してから予約などをしてみてください。
皮膚疾患のリスク改善
皮膚疾患のリスクを下げたいときも包茎手術を受けることは有効です。
亀頭が包皮に覆われていると亀頭がムレて、痒みを生じることがあります。
掻きむしってしまうと、亀頭や包皮部分の皮膚組織が傷つき、亀頭包皮炎になってしまう可能性があります。
亀頭包皮炎になると、皮膚は自己再生しようとかさぶたを作ったり、膿が出たりします。
治りかけはもっとも痒くなるタイミングのため、また掻いてしまうとより亀頭が傷ついてしまいます。
そのような皮膚トラブルを防ぐためにも、包茎手術を視野に入れましょう。
入院や介護の備え
入院や介護の際、誰かにお風呂の世話などをしてもらうことがあります。
その時に仮性包茎だとケアをする人も手間取ってしまう場合があるのです。
そうなると自分も申し訳なく感じてしまいますし、何より恥ずかしいと考える人が大部分です。
入院や介護をする際の備えとしても、包茎手術はおすすめです。
まとめ
仮性包茎はなぜ悪臭がするのか、そして悪臭を抑えるための対処法はどうすればいいかを紹介しました。
日々のセルフケアでも悪臭が改善しないという人は、包茎手術を検討してみることも重要です。
評判がいいクリニックにまずは相談してみましょう。